《十二か月推事記》

フジコです。推しのことについて。

はじめての古美術鑑賞-絵画のテーマ-

フジコです。

なんと今年の半分がもう終わってしまったそうです。

米津玄師の紅白Lemonで泣きそうになってからもう半年経った。

 

2019年上半期を締めくくるのはこちら↓

 

 

東京・表参道  根津美術館

「はじめての古美術鑑賞-絵画のテーマ-」

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日本の古美術は西洋美術と比べて敷居が高い、地味でわかりにくいと思われている方も多いのでは?

そんなわけで始まった企画展「はじめての古美術鑑賞」の4回目。

作品のテーマを簡潔にわかりやすく説明し、時代によってどのような作品が好まれ、描かれてきたのかをざっくりと分けて追っていきます。

 

主題や作者の名を展覧会のタイトルに冠していると、どうしてもその名を知らなけらばなかな興味は持てません。

「はじめての古美術鑑賞」は、普段日本の古美術に関する言葉が聞き慣れない人でも、行ってみようと思いやすいタイトルではないかと思います。

展示数もそんなに多くないので、疲れてしまうこともないでしょう。

 

個人的に一番印象に残ったのは、伝 吉山明兆の《白衣観音図》。室町時代の作品とは思えないほど装飾が鮮やかで、穏やかな慈悲深い表情が鮮明に残っていました。

今回の展覧会の趣旨は「絵画のテーマ」であるはずなのに、パッと見で好きになってしまったものはテーマとかそういったものを抜きにしても素晴らしいと思えるものです。

(この文章を書きながら、サントリー美術館での「information or inspiration?-左脳と右脳でたのしむ日本の美-」を思い出したりしていました。)

推しは見た目が一番。

 

そして、訪れた時にはすっかり忘れていたのですが、7/7は七夕です。

素晴らしい日本美術との出会いを、星に願ってきました。

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次はどんな美しい作品に出会えるでしょうか。