《十二か月推事記》

フジコです。推しのことについて。

私の大好きな上司は、絶対に部下をほっといてはくれない

初日から最悪なニュースです。今月からしばらく推し上司と休みが違う曜日になってしまいます。推し上司に会える曜日が二日間減ります。無理。無理です。私は弊社を許さない。

 

年が明けて、なんとか今年度の数字を作るため、新しい(というより期間限定の)体制への変更により、私は組織図上は推し上司直属であることに変わりはないのですが、実質は部長の直属部隊のようになっています。

 

休み明けということもあり、今日は現場の状況を一通り見てきてと部長からお達しがありました。そして昼前頃、千葉県には珍しい雪が降ってきたのです。

 

1週間以上運転してないけど、雪の中新年一発目のドライブか〜まあ千葉県だし、道路は積もらないかな。交通安全のお守り買ったし、安全運転で頑張るしかないかなーと思いながら、車を取りに一時帰宅しました。

※実家から職場があまりにも近すぎるので、車乗るときは一回家に帰って車を取ってきています。

 

ちょうど家に着いたとき、推し上司から突然電話が来て、

 

「今どこ?」

家です。お昼食べてそのまま車で出ようかと思って。

「タイヤ、スタッドレスなの?」

いいえ。

「大丈夫なの?」

大丈夫…なんですかね。どうなんでしょう。私もそれは思ったんですけど、会社的には、、、

「やめた方がいいよ。すぐ止む保証もないし。」

でも部長から、今日現地見てきてって言われてるんです。

「部長に言われたの?じゃあ俺から部長に言っておくよ。また電話する。」

 

数分後、

「部長も、行かなくていいって!」

 

結局現地は見に行かず、お昼食べるためだけに家に帰った人になったのでした。(サッポロ一番を茹でた)

 

休みの曜日は違うし、私の担当案件に関する会議に上司として同席できなくなったし、私だけ他の部下と違う業務をすることになっちゃったし、少なくともこの体制でいる間は、私は推し上司の部下じゃなくなるんだと思っていたので、まさかこんなに気にかけてもらえるなんて思っていませんでした。後で事務さんに聞いた話ですが、私がホワイトボードに書いた外出予定を見て、「ダメでしょ行かせちゃ!」と言っていたそうです。

 

部長は最初、「大丈夫だと思うけどな〜」と言っていたそうですが、推し上司は曲げず、確かに軽だからやめとくかと部長が折れたそうで、推し上司の予想通り雪は止まないどころかどんどん降り積もり、社員には早々に帰宅命令が出たのでした。

(部長も優しくていい人です!ただ大胆なところがある)

 

もしあのまま車で出ていたら、帰れなくなっていたかもしれないし、事故に遭うか、事故を起こしていたかもしれません。新年早々、また推し上司に助けてもらいました。助けてもらいっぱなしなのですが、どう恩返しをしたらいいでしょう。今回のことだけでも、感情が溢れそうになるので「ありがとうございます」と伝えるだけで精一杯だったのですが。

 

4月に入社してくる新卒の子たち、覚悟しておいた方がいい!この人の下に配属されたら最後、絶対にほっといてもらえないぞ!