こんにちは。フジコです。
25日が給料日なので今日が一番お金がありません。
本日は、存在は知りつつなかなか足を運ぶ機会の無かったこちら↓
東京・高輪台 畠山記念館
畠山記念館は、都営浅草線「高輪台」駅徒歩5分、住宅街の中、庭園の奥にひっそりと佇む私立美術館です。
能登国主畠山氏の末裔の実業家畠山一清による、書画や茶道具のコレクションを収蔵・展示するために設立されました。
今回は数あるコレクションの中から、俵屋宗達と並んで"琳派の祖"とされる本阿弥光悦と、光悦が
展示スペースは広々とした和室ワンフロアといった感じ。部屋の中に竹水栓があって、実際に水が流れているのには驚きました。
なかなか気軽に行けるような場所ではないとも思いますが、受付のフロアにはこんなわかりやすい説明が。
光琳が生まれたのは、光悦が生まれたちょうど100年後なんですね。
だいたい1世紀と認識していましたが、ちょうど100年とは。決して顔を合わせることのなかった彼らが、私淑というかたちで繋がり、継承していくところに琳派の最大の魅力があります。
どちらかというと、光悦と光琳より、光琳の弟乾山の作品が多かったように感じます。
派手で大きめな作品はありませんが、庭園の茶室に似つかわしい、落ち着いた優しい形と色彩の作品をゆっくりと眺められる空間でした。
これは全くの偶然なのですが、「沙那庵(しゃなあん)」という茶室が特別公開されてたので、折角だからと見てみました。
なんとも落ち着く空間。こういうとこで一人暮らししてみたい。
ちなみに畠山記念館には、私の最推し酒井抱一による《十二か月花鳥図》の複数あるシリーズのうち、畠山記念館本が収蔵されています。今回はあくまでは光悦と光琳にスポットを当てているため展示はされていませんが、受付で申し出ればグッズの購入が可能です。
なんと1月から12月までのポスカセットがあり、迷わず購入。あとクリアファイル。
いつかこれが展示されるときに、また来たいですね。