《十二か月推事記》

フジコです。推しのことについて。

願望

初めて異性として好きな人ができて、今まで考えてなかったことに思いを巡らすようになりました。周りがちらほら人生の転機を迎えていたりするので、少なからずそれに影響されたりもしているかもしれないです。

 

私は新卒でマンション販売の営業として就職しましたが、4ヶ月で退職しました。一番の理由は単純にブラックだったからというものですが、その他の理由の一つが、客と自分自身の乖離でした。家を買う人の多くが、結婚したばかりか、あるいは子供ができて次の春から小学生になりますといった人たちです。時々、もう子供は出て行って第二の人生を歩まれるというご夫婦も。稀に独身の方もちろんいらっしゃいますが、独身て住宅ローンが通りにくいんです。男性でさえそうですから女性は門前払いレベルでしょうね。

住まいを売るというのは、新しい生活を提案することです。資金面はもちろん、ここにソファを置いて、ベッドを置いて、こっちが子供部屋で…と、実際の家族の生活イメージを持って頂けるかが重要です。先輩や上司の商談を聞いていても、私がお客様に夫婦の生活を提案し、共感して頂くことができるとは思えませんでした。そもそもなぜ結婚するのか、なぜ主寝室にクイーンベッドを置く前提になっているのか、理解できませんでした。

※これは私の企業研究、業界研究ができていなかったというのも大いにあるかもしれません。が、主寝室に関しては、私自身が一人っ子な上に小学生の頃から主寝室を私個人の部屋として与えられてしまったため、主寝室の本来の用途を理解していなかったし、私がいる部屋がこの家の主寝室であると認識したのは大人になってからです。今の仕事も住宅を売ることに変わりはないのですが、直接的な生活提案をする立場ではないので気楽にできています。

 

でも今なら、本当に信頼できると人なら、結婚っていいものなのかもしれないなとか、隣にいて安心できる人となら、一緒に寝てもいいのかなとか、思ったりします。

 

そう思うのは、私が好きな人と結婚できたたったひとりの女性はさぞかし幸せだろうなと思うからなのはもちろん、好きな人自身が幸せそうだからかもしれません。奥さんと出かけて食べた美味しいものの話とか、こちらが何かおすすめしたら「嫁に教えてあげよっかな」とか、家で奥さんとモンハンで遊んだ話とか、何かにつけ嫁が嫁がと話題に出すのですが、愚痴は一度も聞いたことがありません。愚痴だらけなら、そんな人とは別れちゃえばいいのになんて思うのでしょうけど、愚痴ばかり言う人だったらまず好きになってすらいなかったでしょう。身近な人を大切にできる人だから、幸せそうだから、好きなのでしょう。悲しいことに。

 

私はもし結婚するなら、結婚式も披露宴も挙げない。肌を露出させるのが好きではないので、ウェディングドレスを着たくない。じゃあ和装ならどうかと言われても、そもそも全身白が嫌なのです。もっと私にとびきり似合う服を着て、一緒に写真を撮ってくれる人がいい。

あと、親族を呼びたくない。両親は好きですが、もう孫のことにはほとんど興味が無い祖母や(私が結婚する頃に生きてるかもわからんし)、一部反ワクチン疑惑の従兄弟家族(なんと父方母方両方)をわざわざ私のために呼ぶ理由はないです。

 

新婚旅行は、海外には行かなくていい。特別高級な宿じゃなくてもいい。定期的にこういう旅がしたいね、と言い合えるような新婚旅行がいいです。

 

心なしか2,3ヶ月前から生理が重いです。量は増えてるし生理痛は結構つらい。心理状況によるホルモンバランスとか関係してたりするんですかね…大人しく来週婦人科行きます。

 

P.S. 推し上司に本命のバレンタインチョコを渡したい欲がすごいけど、奥さんに怪しまれそうだし、周りにバレずに渡せるチャンスなんて絶対無いのでやめた方がいいですね。全く同じやつ2つ買って、部長と推し上司に「いつもお世話になってます〜」って同時に渡すのが一番無難かしら?(合法的に上司にチョコを渡すべくさらに上の上司を利用する最低な部下)