《十二か月推事記》

フジコです。推しのことについて。

フェルメール展

それは、このうえもなく優雅な事件。

 

 

さっきぶりです。フジコです。

 

正月から美術館はしごです。ハードすぎ。

でも詰め込んでかないとあっと言う間に会期が終わっちゃうんじゃ。

本日2件目はこちら↓

 

東京・上野  上野の森美術館

フェルメール展」

"Making the Difference:Vermeer and Dutch Art"

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上野の森美術館は、普段美術館にあまり行かない人でも興味を持つような、話題性のある展覧会が多いイメージです。

2018年だとミラクエッシャー展。さらにその前だとツタンカーメン展をやってました。

 

とにかくあらゆるところで話題になってたフェルメール展。もともと作品数が少ないフェルメールの作品がこれだけ集まるだけでもえらいことなんだとか。

最初は行く気なかったんですけど、あまりにも話題だし、どうやら実物を見たらやはり凄いらしいということで、家族3人で乗り込んだ。

うちは両親ともに、歴史・美術好き。こういう時に話題が合うと良いものです。

 

17時からの回を予め買ってあったので、17時半頃にいざ入場。

 

人が多い!!!!!!!!

 

とても一つ一つじっくり見て回る体力と気力は無く、音声ガイド付きのものだけちょっと見て、あとはほぼ流し見。

それでもオランダ絵画の質感表現の凄さはしっかりと伝わってきましたよ。

やはり人物画(特に肖像画)が多いのだけど、改めて日本の美術との違いがはっきりとわかりましたね。西洋の人物画ってすごく観者と目が合う。めっちゃこっち見てる。

一方日本絵画は人物と目が合いません。誰もこっち見てない。顔がアップで描かれた役者絵でも目が合わない。誰もが知る織田信長徳川家康肖像画でさえ、こちらには目線を寄越さないんです。西洋人から見たらさぞかし奇妙でしょう。

 

さて肝心のフェルメールですが、やはり目玉作品の前はとんでもない人だからで、一応前の方に行って見ることはできたのですが、そんなにゆっくりと眺めてる余裕はありませんでした。

しかし、窓から差し込む光の表現とか、窓ガラスの質感表現の巧みさは、確かに他の画家の追随を許さないものだと感じました。

 

結局中で親とバラバラになり、最初のメールが届いておらず連絡が行き違った結果、なかなか合流できずに外で寒い中30分ほど待っていて疲れてしまいました。

おやすみなさい。